『盾の勇者の成り上がり』を1クール(12話)まで観た完走

ライトノベル食わず嫌いな趣味全開が挑戦するラノベ原作のアニメ

ライトノベル原作のアニメは食わず嫌いでした。ライトノベル自体には挑戦したことがありますが、途中で挫折してしまったからです。というのも地の文が行動や状況などの説明だけで、描写に表現がなくて普通の小説より読みにくい感じがありました。

あとラノベ特有の語尾だけ奇抜にしてキャラクターの台詞に差別化を図るやりかたが好きではないというのもあります。登場人物がキャラクターキャラクターしているのも苦手で、ノリが軽すぎのもシャットダウンしてしまう要員かもしれません。

主人公どん底で始める冒頭は高評価

まずは作品が異世界転生(召喚)系であることと、世界設定はさておき、異世界に迷い込んできた異質の主人公が不信だらけの異世界の人々に騙され蹂躙され堕ちてからが始まりというのが面白かった。

盾の勇者ということで自分では攻撃できない主人公が奴隷を買って、すぐにその奴隷に愛されてなんだか異世界での孤独感がすぐに解消されてしまったのが残念だった。

最初はお人好しだった主人公が堕ちるのはよかったけど、仲間に恵まれ過ぎている(ハーレム的な意味も込めて)にも関わらず、他人を誰一人として信用しませんよの構えが一切変わらないのはちょっと。

こういう性格のまま書きたいという作者の意図に踊らされて主人公のそういった頑なな言動が不自然に感じられました。

人間とキャラクターの書き分け

現実世界から異世界へと召喚された。そんな内容なのだから、現実世界の人物と異世界の人物を書き分ける必要があるのではと思った。主人公はまだ良いにしても、現実世界から送られてきた他の勇者たちがキャラクターキャラクターしていたのが気になりました。

台詞というか言動がキャラクターしすぎているんですね。異世界側の人間はそれでいいと思います。が、現実世界側の人間はもっと人物として書くことで、現実世界と異世界という設定が生きてくるのではないでしょうか。

キャラクター性はまだしも、デザインまで異世界(西洋風?)のキャラクターになっているのはどうなんでしょうか。日本人名なのに金髪だったり、なんか貴族みたいに高貴な喋り方をするお坊ちゃんキャラクター性は現実世界の人間としては不自然でちょっと受け入れにくかったです。

急に出現したUIはなんぞや?

 

『盾の勇者の成り上がり』といえば、現実世界から異世界へと召喚されるという内容の話ですね。その召喚方法も魔導書のようなものを読んだら飛ばされるというもの。ということは純粋なファンタジー世界を期待するわけです。

しかし急にUIが出てきて、これはゲームの中だと言われたらちょっとがっかりです。しかもそこがどういうゲームなのか説明されないまま物語は進みます。まだ中盤でそのうち明かされるでしょうからそこは問題ではないです。

が、そこがゲーム世界ではある必要性さえもまったく説明されていないので、いまも「その設定はいるのか?」状態です。それだったら純粋な異世界としてやって欲しかったというのが正直な感想です。

 

 

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