『恐怖の四季』秋冬編【スタンド・バイ・ミー】の感想

『恐怖の四季』秋冬編【スタンド・バイ・ミー】とは

 

【スタンド・バイ・ミー】はスティーブン・キングによる短編集『恐怖の四季(Different Seasons)』のうち、秋編である「スタンド・バイ・ミー(The Body )」と冬編である「マンハッタン奇譚クラブ(The Breathing Method)」の2編を収めた作品です。上下巻ある二冊の上巻にあたります。

「スタンド・バイ・ミー」は映画にもなり人気もある作品です。このことからわかる通り、ホラー作家としてのレッテルを貼られていたスティーブン・キングの他ジャンル挑戦しようという気構えが感じ取られます。作家スティーブン・キングのひとつのターニングポイントになっている作品です。

「スタンド・バイ・ミー(The Body)」

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「スタンド・バイ・ミー」はスティーブン・キングの映像化作品の中で最も有名な小説の1つ。青春映画の代表で、死体を探して英雄になろうとした子供たちの絆が描かれていた。原作でも概ね同じ内容だった。

語り部が作家ということもあって、小説の中に小説が掲載されているというギミックは小説ならでは。キング作品の常連エース・メリル(キーファー・サザーランドが演じた)が登場するのがキング・ユニバース的に嬉しい内容だった。

「マンハッタンの奇譚クラブ(The Breathing Method)」

「マンハッタン奇譚クラブ」は上司に無料のクラブへ招待された男が、そこであり得ない出版物を発見したり、クリスマスには決まって語られる不思議な話を聞いたりする内容。前半はそのクラブに潜む異様さを主人公が見つけるんだけど、その正体が何かわからなくて不気味だった。

後半は不思議な物語を登場人物が語るんだけど、これがもう一人称視点の小説だった。「スタンド・バイ・ミー」でも主人公の小説が読めるけど、それと同じ手法だよね。ただこの語りだけで一本の小説かってくらいできがよかった

 

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