ゲーム

引っ越し記事

公開日: 1998年2月7日 (日本)
監督: デヴィッド・フィンチャー
主演:マイケル・ダグラス
   ショーン・ペン

あらすじ

サンフランシスコの投資銀行経営者ニコラス・ヴァン・オートン(マイケル・ダグラス)は、48歳の誕生日に弟のコンラッド(ショーン・ペン)から”CRS(Consumer Recreation Services)”という会社が提供する“ゲーム”の招待状を受け取る。その日を境に彼の周りでは不可解な現象が起き始め、周りの人間までもが巻き込まれてゆく……

<個人的感想>

得体の知れない会社が仕掛けたゲームの奇妙さというのが、サスペンス要素になっていて面白いと思った。ゲームの目的もわからずに、怪奇的なできごとばかりオートンの周りで引きおこります。彼に向かって話しかけるテレビ画面の司会者、いきなり渡される謎の鍵、自分名義で誰かが止まったホテルの部屋にコカインとスキャンダラスな写真。剣呑なできごとばかり起こり、いったいどこに向かうのか、犯人は誰かなど、オチに向かって行く失踪感は良かったです。

ただしそのオチが問題だった。なんというか、観たあとに「いま何を観せられているんだ?」と思ったほどです。このオチのせいで映画に対する印象がガラりと変わってしまったのは、残念です。オチが気になる人は本編を観るか、ネタバレ感想の続きをどうぞ。

<ネタバレ感想>

途中で明かされる犯人たちの目的も微妙だったかな。相手の正体は詐欺集団で、奇怪なできとにターゲットの目を逸らさせることで、その隙に口座から手に入れたデータで貯金をすべて抜き取るというもの。このサスペンス要素に対して、犯人たちの正体が薄い感じがした。まあ、これはあとでフェイクだってわかるけど。

問題は最後のオチ。だまし取られた金を取り戻すべく、相手の本拠地に乗りこんだオートン。そこで銃撃戦に。人質にとった職員の女はオートンの銃を見て、驚く。実はこれはオートンの誕生日のサプライズ演出で、銃撃の銃は偽物だと必死に説得する。だから撃つなと。しかし扉から警備兵たちがやってくると銃を撃ってしまうオートン。しかし先頭にいたのは弟のコンラッド。彼は弟を撃ち殺してしまった。それを後悔し、ビルの屋上から飛び降りるオートン。しかし下には着地用のマットが置かれており、シャンパンを持ったコンラッドが「誕生日おめでとう」と現れる。

まあ、すべてが誕生日のサプライズだったってこと。オチがつくと一気にコメディへと変わる。もうサスペンスでもなんでもなかっていう残念なオチ。

なんかオチが映画すべてをぶち壊した感が否めない。途中まではすごく面白かったので、観て良かったかなとは思いました。

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