精神世界がテーマなのがたまらない冒頭
『pet』は視聴継続文句なしに決定かな。世界観が好み過ぎる。
あとキャラクターがセリフで視聴者に世界観を説明するという不自然な演出がないのも良き。 pic.twitter.com/KFelcefg2K— 趣味全開見聞録 (@animecansoh) January 7, 2020
物語の冒頭では自閉症の子供に苦しむ母親から始まります。どうやらこの子は母親の感情を読み取ってしまい、心を閉ざしてしまっているようです。それを助ける謎の男。彼が少年の脳内に入り込むと、不気味な世界観が広がっています。
まあ、この世界観がたまらなく良い。精神世界を題材にした『スキャナーズ』みたい。そして精神世界の谷は淀んでいて不気味だけど、山の部分は綺麗な絶景なんだね。そのコントラストも好き。
潰し屋の仕事はやっぱり『スキャナーズ』っぽい!?
健治がやばいアルバイトの秘密を知ってしまったため、記憶を消されて従順な人間仕立て上げられてしまうという内容。この記憶改ざんのために差し向けらえたのが潰し屋と呼ばれる存在でした。
この潰し屋というのが、人の記憶に入り込んで、記憶を奪ったり嘘の記憶を植え付けてしまうという恐ろしい能力者。『スキャナーズ』のように頭の中に潜り込むんですね。今後はスキャナー同士の戦いが展開されるのでしょうか。楽しみです。
何が現実で嘘の記憶なのかわからないのも物語最大の魅力でしょうか。あと1話ですべてを語らず、謎を残しているのも良い作品と言える点ですね。あと額に傷跡のある金髪は冒頭で謎の男に救われた自閉症の子供でしょうね。