魍魎の匣

引っ越し記事

前作『姑獲鳥の夏』の続編で京極夏彦原作の『魍魎の匣』。

箱詰めにされた少女のバラバラ死体。誘拐された女優の娘。博士の実験。色々が混ざって一つの事件に集約する純粋なミステリーになっていた。

前作は本当に憑き物筋による家系で、子孫反映を邪魔する呪いや、不動明王生霊返しなどそれっぽい感じは出ていたけど、今回はそれがなかった。憑き物落としをするものの、その憑き物っていうのが妄執で、メタな感じ。前作の怪奇ものとは打って変わり、SFっぽい要素の方が強かったかな。

相変わらず俳優たちの演技が楽しい。俳優の演技力って監督や演出でも変わるよねって例がこれなのかもしれない。芸人の宮迫ですら良い味出してたもんね。ただ俳優が椎名桔平に変わってたけど、俳優違うだけでこれほどまで人が変わっちゃうかねってくらい性格が違ってた作品でした。

少女二人の綺麗な友情が印象に深かった。「僕は君の生まれ変わりで、君は僕の生まれ変わりなのだよ」古風なしゃべり口と、同じ時代に生まれ変わりが同時に存在してるって考えが好き。そんな子たちが別の形で四肢をバラバラにされることになるんだけど、その映像が美しかった。

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